2020-2021年度 会長・幹事挨拶

会長挨拶 八千代ロータリークラブ 第54代会長 市原 正男

『地域の奉仕ニーズを捉えられるクラブ作りに取り組もう』

八本来であれば、次年度の準備を始めなければならない時期に、新型コロナウィルスの蔓延により例会の開催もままならない中、役員の皆様とも十分な議論も尽くす間もなく、見切り発車のようなスタートに不安を抱え、しかも50年余の歴史のある八千代ロータリークラブの会長としての重圧と戦っている日々で有ります
さて、当クラブでは、次年度の役員が実際に活動を始めるのは、12月の年次総会に向け、先ず11月の理事会までに、次期役員候補の上程を行い、その後、年明けから、その他の委員長、委員の選任、活動方針などの検討を行うというスケジュールではないでしょうか。つまり、次年度の活動方針、奉仕活動など、何も決まっていない状況で先行して組織を作成し、承認を頂くという事になっており、結果、何をするのかも決まらない中、任命された委員長は例年通りの事業を行っていれば無難だという事になりがちだったのでは無いかと思われます。その事業が本当にクラブとして継続していくべき事業なのか、又は切り替えたほうが良かった事業なのかと言う事を、現状、クラブ内では議論する機会が少なく、活動内容を変更することの難しさを痛感しておりました。

そんな中、前任の杉山会長が取り組んでいただいたのが、クラブの10年後のあるべき姿を考えるべく組織していただいた、クラブ戦略計画特別委員会「ビジョン2030」で有ります。委員会は、10年後のクラブの有り方を策定し終了ではなく、年度ごとの状況に合わせ修正を重ね、内容をより具体的に肉付けしていくことが重要と考えています。

本年の役員等の構成はすでに決まっておりますが、次の年度以後のクラブの活性化に向け、戦略計画特別委員会を継続し、又、随時クラブ協議会を開催し、会員の皆様の意見も集約しながら、組織編成の再検討に取り組んで行きたいと思っております。

現在クラブ内には16の委員会が有り、統括の委員会を含めると委員長が20名ほどおりますが、それらが有効に機能していれば、委員会の数はいくつでも良いと思うのですが、活発に活動ができる適切な数に、再編を検討してみてはと思っております。

組織編成の再検討となると、ロータリークラブと言うより、企業の事業計画の発表のような感じになりますが、どの団体もそうですが、どのような活動をするか検討する事は当然、重要なことではありますが、それらを実践するためには、どの様な組織で実行するかと言う事を考えていくことのほうが重要ではないかと考えております。

又、ロータリークラブは奉仕活動が目的の団体で有りますが、奉仕は押し売りではなく、地域の奉仕のニーズを適切に捉えて活動していくことがより重要であり、年度ごとにニーズに合った活動を柔軟に変更できるような組織を作っておかなければならないのではないかと考えております。

そこで本年度のテーマを、「地域の奉仕ニーズを捉えられるクラブ作りに取り組もう」とさせていただいた次第であります

又、今後の活動に向け、先の状況が見通せない中ではありますが「ユメセン」や「ニューリバーロードレース」への協力等の奉仕活動や、予算削減に向け、週報の自作の試行などにも、取り組んで行く所存でありますが、皆様方におかれましては、私と江頭幹事にお力添えを頂きますようよろしくお願い申し上げます。

幹事挨拶 八千代ロータリークラブ 第54代幹事 江頭 泰利

2010年10月1日に八千代ロータリークラブに入会させていただき、10年目を迎えました。このたび幹事に任命され責任の重みを痛感しております。
特にこの年度は課題が山積しております。真正面から一つ一つ解決していこうと意気込みを持っています。

前任の杉山会長が取り組まれた「クラブ戦略特別委員会」において、10年後のクラブのあるべき姿を追求しました。その結果「ビジョン2030」が策定され、クラブ活動の問題点、課題が発掘できました。これを踏まえ、今年度の市原会長のテーマである「地域の奉仕ニーズを捉えられるクラブ作りに取り組もう」に具現化されていくものと確信しております。微力ながら、市原会長を支え、成果を最大限に発揮できるよう尽力してまいります

ロータリー活動は、会員相互の交わりのため扉を開き、まさに『ワンチーム』として活動することが求められています。そのためには、会員皆様の絶大なるご支援が不可欠であり、ひとえに、ご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。